便秘で、排便したとしてもウサギの便のように
コロコロの便の時がある。
これは、体の津液(水分)が十分ではなく、
体内の潤いが足りないことを表す。
冬の場合、もちろん乾燥しやすいし、
夏に比べて水分の補給も少なくなる。
舌を見てほしい。ほんのり赤くなっていて、舌のコケがなく、
乾いた感じになっている。
実際、ドライマウスになっている方も多い。
年配の方だと、アメをついついなめたくなると思う。
この時期、暖房機を全開にして、部屋の湿度が足りないこと。
就寝時には、電気毛布をオンにしているとますます乾燥してしまう。
加湿器がなければ、一枚タオルを濡らして、干しておくのが簡単。
就寝時は、電気毛布は、寝る前に温めておいて、
お布団に入ったら消す。
せめて、電気あんか(面積小さいから)か、今時はかわいい
湯たんぽもあるから、そちらをお勧めする。
食べ物で、潤いを増したいときは(滋潤という)
豆乳≧牛乳、ゴマ、はちみつ、やまいも、松のみ、
今は、大型スーパーならどこでも豆乳(無調整のほうがいいかな)を購入できるので
それにホットにして、蜂蜜入れて飲む。
山芋は、短冊に切って、お醤油・ごま油・海苔を
散らして召し上がるとお手軽。
ご飯(おこめ)を召し上がってほしい。
お米は大腸まで、水分を保ったまま到達するので
コロコロ便には効果がある。
ちなみにツボは、足の内くるぶしから指3本『復留』が特効穴。
お灸は熱いと感じたら1壮で十分。
この症状に関しては、何壮も重ねる必要はないので注意。