もち菜と小松菜

名古屋のお雑煮は日本一質素なものです。
鰹だしがよくきいたお醤油あじのお汁に、もち菜とお餅。
そして、ふわふわの鰹節をかけて出来上がり。
お餅は焼かないで、もち菜と煮ます。

でも、何年ぐらい前からでしょう。以前のように深い緑色の葉っぱの大きいもち菜は見かけなくなりました。
暮れに、デパートの野菜コーナーに立っていた年配の担当の男性に聞いてみました。

すると、やっぱり野菜の品種改良が進んで、小松菜と区別できないものになってしまったのだそうです。
お正月前になると名前が小松菜からもち菜に書き替えられるだけなんだそうです。
名古屋以外でもち菜と書くと売れ行きがわるくなり、名古屋で小松菜とだけ書くとお正月前はがくっと売れないそうです。

がっくりです。あの、濃い緑とお餅の白のコントラストが美しかったのに。
そしてピンクの鰹節をかけると、熱い湯気で鰹節がふわふわ揺れてほんと、わくわくしたのに。

なんか、さみしい気分になりました。


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